2022年9月21日、29日、10月6日の3日間で、カルチャーBOX 本を手作りしてみよう を開催しました。
講師は、津市を拠点にグラフィックデザインや印刷物・出版物の制作等を行う橋本デザイン室の代表 橋本純司さんです。
今回の講座で作るのは、四六判というサイズで24ページの本で、上製本という厚い表紙で本をくるむ製本方法に挑戦します。
1日目は本文のレイアウトを行います。文字や写真の配置を考え、原稿を作成します。
有名な文豪の詩や自身で撮影した写真など、思い思いの内容で、自分だけの本づくりスタートです。
2日目は本文作成。1日目に作成した原稿をもとに、講師が工房で本文用の紙に印刷したものが参加者に配られます。その紙を折り、ページ順になるよう重ね、糸でかがって繋げます。
3日目は表紙を作り、2日目に作った本文と合体させて、本を完成させます。
本文を四六判のサイズになるようカッターで切ったり、表紙の紙をトンボに合わせて切ったり、カッターを使った作業が続きます。
表紙の色は参加者が選び、文字は講師がデザインしています。
途中で定規がズレてしまったり、なかなか切れなかったり、慣れない作業に苦戦していましたが、世界に1つだけの素敵な本が完成しました。
参加者からは「難しかったけど楽しかった」「本を造る側の人を意識したことがなかったため、良い体験ができた」といった感想をいただきました。
講座中の写真は、アルスwebギャラリーでも公開しています。そちらも是非ご覧ください。
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